Windowsで使えるタイル型ウィンドウマネージャPython Window Tiler

Linuxを使っているときはxmonadを使っていますが、

"Windowsにはタイル型ウィンドウマネージャはないよ!"

っていう情報をどっかでみたのを鵜呑みにして

"そっかーないのかー"

と思ってしゃーなしでそのまま使っていましたが、昨日使えそうなものを見つけたのでご紹介させていただきます。

Python Window Tiler
https://github.com/Tzbob/python-windows-tiler

バイナリがこちらからからダウンロードできます。
http://code.google.com/p/python-windows-tiler/downloads/detail?name=PWT32_V1.02.zip

ダウンロードしたファイルを解凍してPWT.exeを実行することで起動することが出来ます。

使用方法は

デフォルトのキーバインド 説明
M-S-Delete Python Window Tilerの終了
M-1~9 グループ(仮想デスクトップ的なもの)を切り替える
M-S-1~9 現在フォーカスがあたっているウィンドウを指定したグループに移動させる
M-S-c 現在フォーカスがあたっているウィンドウを閉じる
M-j 次のウィンドウにフォーカスをあてる
M-k 前のウィンドウにフォーカスをあてる
M-S-j ウィンドウの順番を変える
M-S-k ウィンドウの順番を変える
M-S-return プライマリウィンドウ(?)にフォーカスをあてる
M-h マスターサイズ(?)を小さくする
M-l マスターサイズ(?)を大きくする
M-S-h ウィンドウをマスター(?)に追加する
M-S-l ウィンドウをマスター(?)から削除する
M-S-space ウィンドウの配置を変更する
M-v タスクバーの表示/非表示を切り替える
M-S-d ウィンドウのタイトルバーのスタイルを変える
M-S-t フォーカスがあたっているウィンドウをフロートさせる
M-t フローとさせたウィンドウをタイル配置にもどす

とかです。詳しくはREADMEをご参照ください。

なんとなくは分かりますが、マスターとかプライマリーとかの詳細が分からないので使いながら理解していければなと思います。

キーバインドの変更はconfig.iniをいじればOKです。

Pythonで作られているみたいなのですがpythonで拡張とかは出来ないようです。

タイル型に配置されることは個人的にそんなにうれしくないというかどっちでもいいのですが、ウィンドウ間のいったりきたりやサイズ変更とかをキーバインド設定してさくっとできるようになるのがとてもうれしいです。